今朝、ヤフーのニュースで「えっ」と思いました。作家の内田康夫さんが敗血症で83歳で亡くなられました。脳梗塞を患い、執筆することが出来なくなっていたのは知っていましたが、その後のことは分かりませんでした。
83歳といえば、うちの父より一つ年下です。もっと若いかと思ってました。まだ70代かなぁ、なんてね。
私自身は、専門学校行ってる時にはすでに古本市などでアガサ・クリスティものと一緒に内田康夫さんの作品の文庫本などを買い集めていたりしていたので、おそらくクリスティと同じく高校時代に読み始めたんだろうと思われます。
そして働き出すと、新刊が出ると買っていました。「浅見光彦倶楽部」という、作家においては珍しいファンクラブもあって、入会もしましたが、拠点となるのが軽井沢でなかなかそちらに行けなくて、結局は退会してしまいましたが。
今はもうテレビドラマ化もされているので「浅見光彦」という名探偵(実態はフリールポライター)は有名になり、水谷豊さん(日テレ版)や榎木孝明さん(フジテレビ版)、琢己琢郎さん(TBS版)、沢村一樹さん(TBS版)、中村俊介さん(フジテレビ版)、速水もこみちさん(TBS版)、平岡祐太さん(TBS版)と「あぁなるほどなぁ」と思わせられる俳優さん達が浅見光彦役をやってきてました。中でも榎木さんなどはのちには刑事局長のお兄さん役にもなったりしてましたね。そして亡くなられた野際陽子さんもお母さんの雪江さん役で出ていたこともありました。
この間終了した「相棒 シーズン16」でも水谷さんと榎木さんは共演しておりましたが、この訃報でさぞかし残念に思われたことでしょう。
まさかこんなことになろうとは思いもせず、昨日は図書館で↑の2冊を借りてきたんですよね。。。
冒頭の写真は、2012年の9月にお友達に車に乗せてもらって軽井沢に行った時にようやく浅見光彦倶楽部のハウスに行けた時のものです。
そういえば、と思って探したら、2000年に、多分「華の下にて」の発売記念のサイン会だと思うけども、一緒に写った写真もありました。「こんな時もあったんだなぁ」としみじみ思いました。
浅見光彦はとうとう永遠の33歳の独身のままとなりましたねぇ、、、。たくさんのヒロインとも出会いがあったけども。
日本のミステリー界ではもう定番と思われる、名探偵・浅見光彦を生んだ作家としてこれからもずっと親しまれることでしょうね。合掌。
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