お通夜当日は、１３時頃にセレモニーホールの方が来て、和室に祭壇を拵えてくれました。
そのあと、１４時頃に兄がやってきました。そして成田からパパの両親もやってきました。うちに泊まっていって明日の告別式にも出てもらうことになっておりました。
義両親がうちに泊まるということは初めてだったので、どこで寝てもらおうかということになり、寝室は義両親に使ってもらい、私達はパソコン部屋に布団を持ってきて、ちょっと狭いながらもなんとか布団を二つの間にチビちゃんを寝かせることにしました。
お通夜から帰ってきてから準備すると時間無いと思われたので、時間のあるうちに布団の移動などを済ませました。
あとは出かけるだけにしておき、しばらくはリビングで談笑しておりました。
１６時から納棺なので、１５時４０分頃に出かけるべく、みんな一斉に喪服に着替えました。
チビちゃんにはこの間西松屋で買ったフォーマルウェアを着せてみました。半袖で寒いかと思いましたが、上に黒のコートを着せたらいい感じでした。セレモニーホールの方は暖房も効いていたので、それほど寒くは無かったですけどね。
兄の車に父、成田の車、そしてうちの車と３台で出発。先頭はうちの車でしたが、出発して少ししてから「あ、お棺にいれるものって持ってきたっけ？」と言ったらパパが「・・・忘れた。仕方ない、一旦セレモニーホール行ったら、雨戸も閉めたりしつつ持ってくるよ」と。１６時からとはいうものの、始まりはそれほどきっちりでも無かったので、間に合いました。
母は、足を悪くする前は、町会の踊りの会に入っていて、毎年七夕まつりだの、桜まつりだのの民謡パレードとかには揃いの着物を作って踊っていたのでした。車椅子生活になって、踊れなくなったのが悔しかったみたいです。
今年の桜まつりのパレードは奇しくも明日なので、これはゼッタイお棺の中に入れてあげなくては、と思ってタンスから出してきました。
他にはデイサービス行く時や家の中にいる時にずっと履いていたシューズ、普段着ていたカーディガン、母がお父さん（私から見て祖父）に買ってもらったというダルマ、そして、去年の１２月の母の誕生日にチビちゃんと撮った写真を納めることにしました。
どれも入れてあげなくてはこちらが悔いが残るので、なんとか持ってこれて良かったです。
納棺の儀が終わったあと、お坊さんのお経の中、たくさんの人がお焼香に来てくれました。踊りの会のおばさん達（私もよくパレードの時に写真を撮りに行ったりしてたので、おばさん達も私のことを覚えてくれていました）や、近所の人達などなど。
中でもびっくりしたのは、私の結婚式二次会に来てくれて乾杯の音頭をとってくれた、さだまさし関係の友人がはるばる来てくれたことでした。「・・・ん？あれっ、あれ？いや、まさか」と思いました（笑）わざわざ時間などを調べてくれて車で来てくれたそうです。普段はネットでも頻繁なやりとりは無いのに、こういう時にこういうことをされるとホロッとくるよね。嬉しいなぁと思いました。
このあとは通夜振る舞いで、２階の部屋で食事でした。中華風煮物、天ぷら、江戸前寿司、巻き寿司が出されました。私はチビちゃんがいるので、テーブルの端に座っておりました。目の前は中華風煮物でしたが、美味しくてパクパク食べてました（笑）
２０時くらいに終わり、親戚の人達とも挨拶をし、「また明日よろしくお願いします」と言いながら、私達も帰ってきました。
すぐに普段着に着替えたらなんだかホッとした。ずいぶん久しぶりにストッキングなんかも履いたなぁ。
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